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よくある質問
高校と大学の違いはどういったことがありますか?
大学で受けられる合理的配慮は、高校までの特別支援教育とは大きく異なります。法律に基づくということで、障がいがあるという客観的な根拠を示さなければならないだけでなく、学生本人(保護者や支援者が本人のコミュニケーションをサポートして行うことも可能)が配慮を受けたいという意思表明をしなければなりません。配慮内容が合理的かどうかについても、障がい状況や、大学生としての資質を保てているかどうか、提供する側にかかる負担などから検討されることでしょう。
支援要求の主体 | 診断書等根拠書類 | 支援担当者 | 支援範囲 | |
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特別支援 教育(小・中・高) |
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合理的 配慮(大学) |
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特別支援教育(小・中・高)
- 支援要求の主体
- 本人の意志は必ずしも必要ない 家族が支援のキーパーソンとなる
- 診断書等根拠書類
- 必ずしも必要ない
- 支援担当者
- 特別支援コーディネーターやスクールカウンセラー 学級運営や教育の専門家である教師
- 支援範囲
- 学校生活全般(学習・対人関係・課外活動) 時には生活支援も行う
合理的配慮(大学)
- 支援要求の主体
- 本人の意志が必要 本人が支援の責任者
- 診断書等根拠書類
- 必要となる場合が多い 資料によって支援内容に差が出ることがある
- 支援担当者
- 障害や教育方法の専門知識はない教員 支援部署に専門家がいる
- 支援範囲
- 修学場面が中心 就労支援は対象になりつつある 課外活動は対象外になることが多い
受講・受験資格について
大阪大学の構成員でないのですが、受講・受験ができますか。
申し訳ございません。現在大阪大学に在籍中の学生、教職員のみが受講・受験の対象となります。
休学中なのですが、受講・受験ができますか。
原則として受講・受験はできませんが、特別な事情のある方はアクセシビリティ支援室にご相談ください。
教職員も1級を受験することができますか。
申し訳ございません。現在、大阪大学で教職員が取得できるのは2級のみとなります。
現在、「共生社会とアクセシビリティ」を受講中で、支援活動時間も30時間に達していないのですが、1級を受験できますか。
当該年度内に1級の要件を満たす見込みがある場合は、受験が可能です。
試験日に予定が入っていて受験できないのですが、今年アクセシビリティ・オンライン講座を修了し、次年度にオンライン講座修了者として受験することはできますか。
受験は、当該年度のアクセシビリティ・オンライン講座を修了することが必須条件です。また、試験は当該年度のオンライン講座の内容から出題されます。
ALPのスケジュールについて
ALPのスケジュールについて教えてください。
ALPの年間スケジュールは、おおよそ下記の通りとなっています。AL認定試験についての各年度のスケジュールは毎年11月上旬にWEBサイトにアップします。
受験申込みや各種講座、授業の追加履修登録等のお知らせについては、随時KOAN等にてお知らせいたします。
期間 | 内容 |
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春・夏学期 | 「共生社会とアクセシビリティを考える」開講 |
9月末~ 11月初 | オンライン講座受講・受験申込 |
秋・冬学期 | 「共生社会とアクセシビリティを考える」開講 |
11月末~ 12月上旬 | ALP認定試験 (1級、2級) |
1月上旬 | 合格発表 |
2月末~3月初 | アクセシビリティ リーダーキャンプ |
3月上旬 | 資格認定受け渡し |
第1教育課程―アクセシビリティ・オンライン講座について
受講・受験の申し込みをするかどうか迷っています。アクセシビリティ・オンライン講座の分量や内容について実際に見ることはできますか。
アクセシビリティ支援室でオンライン講座の閲覧をすることができます。来室前にご連絡ください。
アクセシビリティ・オンライン講座のPWを忘れてしまい、ログインできなくなってしまいました。
アクセシビリティ支援室に、ご連絡ください。再度ログインできるようになるまで少し時間を要しますのでお待ちください。
アクセシビリティ・オンライン講座の内容でわからないところがあるのですが。
アクセシビリティ支援室に、お問い合わせください。
試験を受けずに、アクセシビリティ・オンライン講座の受講をすることはできますか。
大阪大学では、当該年度の受験を条件としてアクセシビリティ・オンライン講座のIDとPWを配布しています。
第2教育課程について
第3ステップの支援活動について質問です。サークルや地域でボランティア活動をしているのですが、これも支援活動としてカウントできますか。
原則キャンパスライフ健康支援・相談センター相談支援部門で管理しているアルバイト及びプログラム提携を行っている行政・民間の講座が対象となります。しかし、地域の活動等も認められる場合もありますので、アクセシビリティ支援室にお問い合わせください。
第3ステップの支援活動時間が累積何時間になるかわからないのですが。
アクセシビリティ支援室に、お問い合わせください。
「共生社会とアクセシビリティ」の履修申請をしたのですが、抽選に落ちてしまいました。どうしたらいいでしょうか。
すでに第3ステップの支援活動経験がある学生については、教員の方で追加履修登録を行うことがあります(若干名)。KOANから追加履修登録はできませんので、早めに主担当教員にご相談ください。
試験について
今年2級に合格した場合、1級を受験するときに試験の一部免除はありますか。
1級と2級で試験の内容が異なるため、試験の一部免除はありません。
試験対策をどのようにすればよいでしょうか。
試験は、アクセシビリティ・オンライン講座の内容から出題されます。オンライン講座の内容をしっかり勉強しておいてください。【導入編】【基礎編】とも早くに修了した場合、試験前にもう一度復習することをおすすめします。
試験の形式について教えてください。
申し訳ございません。試験の形式について協議会では公表しておりません。アクセシビリティ・オンライン講座の内容をしっかり勉強しておいてください。
資格認定手続き
合格後、資格認定までどのような手続きがありますか。
AL取得には、認定試験合格後、所属大学から協議会会長に対して推薦が必要となります。キャンパスライフ健康支援・相談センター長が合格者の推薦を行いますので、各自で特に手続きを行う必要はありません。
ただし、大阪大学学部学則、大阪大学教職員就業規則等の規程に違反し懲戒処分等に付されることがあったような場合は推薦できません。
合格証の有効期限はいつまでですか。
合格証は発行した当該年度末までとなっています。 1級の見込み受験の合格者については、その年度内に要件を満たせなかった場合、資格認定されません。
アクセシビリティリーダーキャンプ(ALC)について
ALCの参加応募資格を教えてください。
ALCは1級AL取得者(見込みを含む)が対象です。応募者多数の場合は、支援活動履歴等を参考に、アクセシビリティ支援室で選考させていただきます。
ALCに、教職員は参加できますか。
ALCは1級取得(見込みを含む)の学生が対象となっております。教職員は参加できません。